2019年NHK大河ドラマ「いだてん」ナレーションは誰?
いよいよ西郷どんが終わって2019年の新しいNHK大河ドラマが始まります。
2019年は『いだてん』
マラソンランナー金栗四三の物語です。
そのいだてんですが、ナレーションが話題になっています。
目次
いだてんのナレーションは誰?
「いだてん」のナレーションは
ビートたけし(北野武)さんが担当します。
あけましておめでとうございます🎍
待ちに待った
🏃🏻 #いだてん イヤーの幕開けです!#古今亭志ん生 を演じる
#ビートたけし さんから
新年のごあいさつ🍶いだてん公式instagramでも
#いだてん日めくりMOVIE を公開中👇🏻https://t.co/no4VyhVvy5#開幕まであと5日 pic.twitter.com/9OGAnadu43
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2019年1月1日
ビートたけしさんは、いだてんのキャストでもあります。
『古今亭志ん生』役のキャストですが、ナレーションを通して、架空の落語「東京オリムピック」を語るというものです。

古今亭志ん生ってどんな人?
5代目古今亭 志ん生(ここんてい しんしょう・1890年〈明治23年〉6月5日~1973年〈昭和48年〉9月21日)と、明治・大・昭和と3つの元号を駆け抜けた方です。
子供の頃から、やんちゃな感じの人で、落語との出会いは、子供の頃父と通った寄席だったそうです。
寄席で父が買ってくれるお菓子目当てだったそうですが。
小学校入学後、11歳であまりに素行が悪くてなんと!韓国(現在のソウル)の奉公先で、奉公をしたそうです。
でも性格に合わなくて、明治37年に日本の東京・浅草に戻ってきて、浅草を自分で本籍と決めました。
今の中学生くらいの年齢です。
未成年でありながら、博打や酒に手を出して家や当時好きだった寄席に最寄り付かずに、早くに亡くなった兄弟の葬儀にも出なかった。
そんな中で素人やセミプロの芸人の集団の中に入り、いきがって腕に般若の入れ墨まで入れてしまったのです。
その後、何人かの落語家の弟子になり、最後にたどり着いたのが4代目の志ん生師匠の元で修行します。
1910年30歳くらいで結婚し、子供3人に恵まれますが、生活が苦しく、長屋に移り住みます。

結婚しても相変わらずやんちゃぶりは直らず、大御所にたてついて、落語の世界から追われて一時的に講談師になりますが、詫びを入れて落語家に戻ってきます。
好き勝手にやっていたので、大きな寄席から呼ばれず、端席と呼ばれる人気のない寄席に呼ばれて芸を披露して何とか食べていました。
でも、もともと才能があって御贔屓の客はついていたそうですが、売れるのは昭和の時代になって7年たった頃でした。
売れ始めたけれど、今度は戦争がはじまり、慰問団として戦争中は満州に。
戦争が終わってもすぐに日本に帰ることが出来ず、苦労しました。
日本に戻ってからはあちこち引っ張りだこの人気で落語家の協会の会長になったりして、生涯を終えたのです。
いだてんナレーションのビートたけし(北野武)起用!
✨#いだてん 公式サイト
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落語の神様 #古今亭志ん生 を演じる
#ビートたけし さんのインタビュー🎙https://t.co/RknS4OvQSC— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) 2018年12月29日
1980年代のお笑いブームから大河ドラマ「いだてん」の始まる2019年に至まで、お笑い界のTOPにいる彼ですが、お笑いブームの前までは、売れない時代を浅草ですごしていました。
家は裕福ではなかったそうです。
しっかり者の母親のおかげで、大学にも行かせてもらいますが、5月病みたいになって家出同然に家を出て学校にも行かなくなり大学は除籍になりましたが、近年大学から卒業を認定してもらえました。
ビートたけし(北野武)が語る志ん生
たけしさんも故・立川談志さんの弟子になり、立川流の落語を学んでいます。TBSの「あかめだか」では、立川談志さんの役も演じました。
けれど談志さんにしろ、今回の志ん生さんにしろ、自分にはあそこまでの芸は出来ないという立ち位置で、リスペクトしながらの演技をしています。
「いだてん」のナレーションという「進行係」として喋る「オリムピック噺」多少は志ん生さんのしゃべり方を意識するけど、落語の上手い・下手が関係ないので楽だといっています。

下町育ちのたけしさんにとって、志ん生さんは、子供の頃から聞いていた憧れの芸能人でもありました。
どんな語りになるのか楽しみです。
いだてんの1話~動画はここで観れます!

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