「麒麟がくる」 明智光秀の母牧の方について
紅白で何度もトリを務めた演歌の大御所石川さゆりさんが演じる明智光秀の母「牧の方」はどんな人なのでしょう。
明智光秀の名前は知っていても、明智光秀の母については、全く知りませんでした。
調べていくと「本能寺の変」は明智光秀の母がきっかけだったと言う驚きの話題も見つかりました。
400年以上も前のことですから、いろいろな説が見つかりますし、それに対する反対意見もあります。
明智光秀役の長谷川博己さんが「歴史は勝ったものにいいように書かれている」と発言していましたが、日本では特に「勝てば官軍負ければ賊軍」という言葉があるように、勝ったほうがヒーロー、負けたほうが悪役になることが多いです。

明智光秀の母「牧の方」とはどんな人?
【明智光秀の母「お牧」の生涯とは ~大河「麒麟がくる」で配役は石川さゆりさん!】
本能寺の変の動機に光秀の母が関わっている、という説があります。近年では創作と考えられているのですが……大河ドラマではどのように描かれるのか気になりますね。#明智光秀#麒麟がくるhttps://t.co/vrsMUdxPTU pic.twitter.com/exPDF5PlC0— 戦国ヒストリー (@sengoku_his) December 22, 2019
明智光秀の母牧は、いつどこで生まれたのか、きちんとした記録は残っていません。
明智光秀の系図に父親の名前の横に妻武田義統妹と紹介されていて、若狭武田氏の系列の人ではないかと言われています。
この時代の武士の妻として母として、明智光秀を「武士としての心構え」を中心に優しく厳しく指導したといわれています。
他にも明智光秀の父親の明智光綱の妹であり、光綱に子供ができなかったため、牧の産んだ子供を光綱の息子にしたという説もあります。

「牧の方」のお墓の場所はどこ?
「牧の方」のお墓の場所はこちらです。
『於牧の方墓所』
住所:岐阜県恵那市明智町東町1166−1
本能寺の変は、「牧の方」が原因だった?!
『麒麟がくる』
私は主人公 明智光秀の母、牧さまの侍女、常を演じます。
初めての大河ドラマです。現場のキャストの皆さんスタッフさん、素敵な人たちばかりで、ああ、自分が役者とか関係なく、人として刺激をもらうことばかりです。私も少しでも力になれま…https://t.co/nUs62RXqfg pic.twitter.com/SiI5dYze8E— 生越 千晴 Chiharu Ogoshi (@chiharu_ogoshi) December 17, 2019
戦国の世の中に限らず人間というのは悲しいもので、自分の身を守るために今までの仲間を裏切ることがあります。

戦国武将たちもそういう裏切りがしにくいように、自分の子供を人質という形で、差し出すことがあります。
豊臣秀吉の母親も徳川家の人質として娘と一緒に送られたことがあります。
その頃、織田信長の配下として明智光秀は丹波攻略に向き合っていました。
相手の波多野秀治らの三兄弟の抵抗により5年という歳月がかかるほどの苦戦を強いられました。
「身分や領地を確保する」ことを条件に波多野秀治に織田信長に従うように言いました。
そして波多野氏に信頼してほしいという意味で、明智光秀は人質として母親の「牧の方」を波多野氏に差し出します。
波多野氏も人質として波多野三兄弟を信長に差し出します。
けれど信長は、差し出された波多野三兄弟を磔にして、殺してしまいます。
信長を信頼して送った三兄弟を殺された波多野氏やその家臣がそれを聞いて黙っているわけにはいきません。
同じく人質に差し出された「牧の方」を同じように磔にして殺害してしまいます。
明智光秀が、本能寺の変を起こしたのは、波多野三兄弟を殺し、結果として母の命を奪った信長に対しての復讐心から引き起こしたといわれています。
「牧の方」を演じる石川さゆりとは
可児市ふるさと広報大使
💠 塚本明里です 💠【 広報かに1月号 】表紙は#石川さゆり さんです🤗🌸
さゆりさんは、大河ドラマ
『 #麒麟がくる 』の主人公
明智光秀の母「牧」を演じます。ドラマへの思いなどを語った
市長との対談もありますよ♪《 広報かにPDF 》
→ https://t.co/kDX3Z4FW2v pic.twitter.com/GyQAlAnTf6— 可児市 (@KaniCity) January 3, 2020
歌手石川さゆりは、紅白でも大御所なので、多くの人が知っている歌手だと思いますが、演技をする石川さゆりは、どのくらいの人が知っているでしょうか。
デビュー当時、山口百恵さん・森昌子さん・桜田淳子さんの3人の陰に隠れてアイドル歌手としては苦労したようです。
山口百恵さんや森昌子さんが出る映画「としごろ」にもホリプロの3人娘の一人として、大先輩の和田アキ子さんたちと出ているのです。
これが山口百恵さんたちのバレー部の仲間なのですが、レイプによる不幸な妊娠をして自殺してしまうというかわいそうな役でした。
ホリプロのゴールデンコンビ百恵・友和の「伊豆の踊子」では飲み屋でお酌をする女の役でした。
ちょっとかわいそうな役が続きましたが「津軽海峡冬景色」で演歌歌手として認められると、「トラック野郎」シリーズのマドンナ役という華やかな役が回ってきました。
この作品は菅原文太さん・愛川欽也さんのコンビが巻き起こす長距離トラックの運転手を描く「フーテンの寅さん」と並んでお正月映画として、楽しまれていた作品だったので、女優としては大出世です。
テレビドラマでは、水戸黄門・大江戸捜査網など時代劇を経て、仲間由紀恵さん主演の「功名が辻」では、京都天竺屋の息女の侍女として出演しました。
この「功名が辻」には、明智光秀(十代目 坂東 三津五郎さん)と娘ガラシャ(長谷川京子さん)は出てきますが、明智光秀の妻(烏丸せつこさん)の名前が「槙」となっています。
演技は時代劇、大河ともに出演経験があるので、安心してみていられるのではないでしょうか。
真田丸での石田三成は、死んでほしくないと思うほどに素敵に描かれていました。
オリンピック映画「炎のランナー」の続編の「最後のランナー」では日本は悪者です。